中学生の息子は、最近は「おはよう」「お帰り」くらいは言ってくれますが、俺が帰宅するとすぐに自分の部屋に籠もってしまい、ほとんど父と子の会話もありません。^_^;

その一方で、母親と相談して、仲の良い友達も通う近所の塾に行き始めたようです。「勉強も頑張らなきゃ」と思って努力していることは、間接的に伝わってくるので、俺はそれで「良し」としています。あえて口に出さなくても、きちんと伝わることがあるからね…。^^;

でも、そんな反抗期って、別に息子のように成長期に限ったことじゃないかも知れない。ひょっとしたら、俺自身も、結婚10年を過ぎた頃から、嫁さんに対して、ちょっとしたことでも、すぐに反抗的になることがあったような…。(^.^;

あるいは職場の悪しき慣習、マンネリズムを感じた時に、イライラするあまり、時々は、上司に対しても、反抗的な態度を取ることがあったりしました。^_^;

それは、言うなれば「中年反抗期」とでも言うべきものかも知れないですね。四十代になると、仕事や生活環境が、少し落ち着き、安定してくる。でも、その一方で「相変わらず、満たされない自分」にも気付いて、時々、そのストレスを発散させたい衝動にも、駆られるようになる…。(^_^;)

ある意味、このブログを開設した5年前は、俺自身、まさにそんな状態で、「人生の決められたレール」からのドロップアウトを、必死で模索していたような気がします。現に、それを行動に起こして、同居する家族も知らない「もう一人の自分」を、いつの間にか、具体的な形にしてしまいました。(^.^;

とは言え、そんなことをしながらも、心の何処かに「本当は、自分はイケナイことをしてるのだろうな…」という思いもありましたね。今も、多少はあります。その一方で「それは、自分にとって不可欠なものなのだ」という思いも、あります。結果的に、うまくバランスを取りながら、それなりにやってるから、それはそれで、良かったのですが…。(^o^;

だって、完全無欠、非の打ち所のない、100%完璧な人生、生き方なんてないし、そもそも、それを目指す必要もないでしょう。むしろ、心の何処かに矛盾や葛藤を抱えてるくらいが、実は、ちょうど良いのかも知れない…。^_^;

で、常にそんな「満たされない自分」を抱えながら、そのストレスを、衝動的に発散させたくなったり、時々は「イケナイこと」に、ほんのちょっとだけ、手を染めてみたくなったり…。そのくらいの「さじ加減」が、長い目で見ていけば、自分自身の「精神的な安定」を保てていけるのかも知れない…。(^.^;

人は、そうやって、家庭の中で、あるいは社会の中で、色んな「反抗期」を経験しながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ、人間的に成長していけるものだと思うんです。^^;

でも、そこまで言うと、自分のしていることを、余りにも「正当化」し過ぎなんでしょうか…?(^o^;