最近、うちの子どもらと話す中で、今時の子どもが、普段、考えている「ホンネ」を聞かされて、色々と考えることがあります。(^.^;

何より、我々の子ども時代とは、社会状況が大きく変わっているので、今時の子どもって、かなり淡白と言うか、冷めたところがあるんですよね…。^_^;

うちの子どもらも、もう中学生(下の息子もこの春から)なので、「将来のこと」について、時々話題に上ります。聞いていると、自分達の子ども時代みたいに、例えば「野球選手になりたい」とか「学校の先生になりたい」とか、そういう具体的な「将来の自分のイメージ」が、まったく涌かないみたいなんです。^^;

よく、今時の小学生の「憧れの職業」として話題になるのが、YouTuberですが…(笑)。かと言って、毎日、YouTubeばかり見てる息子に聞いても、別にYouTuberになりたい訳ではないようです。じゃあ、何をしたいの?と言っても、特に「これと言ってない」。そんな感じみたいですね…。^_^;

もちろん、これから、色んな世の中のことを見聞きしたり、大人と接していく中で、あるきっかけから、特定の仕事とか生き方に「憧れ」を抱いたり、自分が熱中できる「何か」に目覚めるということは、あるんでしょうが・・。(^.^;

でも、娘に言わせると、そういう「憧れ」とか、熱中できる「何か」に、いつか出会えるだろうという実感が、まったくないらしく、「このまま漫然と、惰性で大人になり、惰性で生きていくだけなんじゃないか?」という、漠然とした不安を抱いてるみたいです。^^;

ひょっとすると、今の時代って、良きにつけ悪しきにつけ、あまりにも情報量が多過ぎて、物事の良い面も悪い面も、子どもたちには、あまりにも見え過ぎてしまってるんじゃないか…。これは極端な例ですが、野球で一時代を築いた有名選手が、薬物に手を出して悲惨な人生に陥ってしまったり…。学校の先生が破廉恥な事件を起こして逮捕されたり…。そんなことも見えちゃう訳ですよね。(*_*;

何だか、そんな、どうしようもないニュースさえも、今時の子どもたちには、すぐ手の届くところにあるものだから、昔のように「カッコイイ大人」を見て、自分の将来と重ね合わせて、夢や希望を思い描くことが、なかなか難しくなってるんだろうなぁ〜…とも思うんです。(+_+)

それから、21世紀に生まれた彼らの場合、生まれた時から、既に携帯もパソコンもあり、物心ついた時には、スマホもタブレットもあって…。( ゚д゚)

とにかく「不便な環境」とか、どうしても「我慢しなければならない状況」というのを、ほとんど知らないんですよね…。本当に、贅沢な時代だと思うんです。^_^;

かく言う、彼らの親世代である我々だって、心の中では、それが子ども達にとって、ひょっとしたら良くないことじゃないか?…という漠然とした思いはあっても、一方で、我々自身が、その「便利さ」にすっかり慣れきった世代なので…。もう、今更、昔には戻れないし、戻りたいとも思わない。だけど、本当にこれでいいんだろうか?…という不安もあって。…という、おかしな「堂々巡り」の中にいる訳です。(^.^;

そこに、今の時代と言えば、やれ「少子高齢化が益々進み…」とか、「さらなる人口減少が…」とか、「◯十年後には、日本の人口は、今の◯分の一に…」などと、言われる訳ですよね。だから、子どもたちだって、「自分たちが大人になった頃には、周りは年寄りばかりで、本当に大変な時代なんだろうなぁ〜」と、思ってますよ。もはや、彼らに向かって「決して不安になるな」とは、なかなか言いづらい状況が、現にあるわけです。(*_*;

彼らだって、別に「好き好んで、こんな時代に生まれて来たんじゃない!」という思いも、恐らく抱くでしょう。考えてみれば、かわいそうですよ。^_^;

でも、だからと言って、彼らの将来に「夢も希望もない」のか?・・と言うと、俺は、そんなことはないと、思ってます。…いや、思いたいんですよね…(^.^;

その理由は?…う〜ん・・。簡単には、言えませんが(笑)。ま、長くなったので、今日は、このくらいにしときます(笑)(^o^;