オフ会に来られる方には、独身の方もおられますが、最近は特に、既婚者、お子さんのいらっしゃる方が多いです。中には、自分がゲイであることを家族にカミングアウト済みという方もいます。・・が、やはり、家族には秘密にしてるという方が大半のようです。(^_^)

俺自身もそうですが・・、自分がゲイであることを家族に秘密している方は、例えば、オフ会に参加するときには、それぞれに「もっともらしい」理由を考えて、家族に説明できる準備もしてから、参加してる方が多いかと思うんです。(^^;

で、恐らく一番多いのは、仕事上の「おつきあい」もしくは「残業」「出張」だと思うんですが・・。ただ、お子さんがまだ小さいご家庭では、それも難しかったりしますよね。(((^^;)

自分は、もう子供が大きくなって、帰りが遅くなったり、泊まっても、奥さんから文句を言われにくくなってることが、こうしてオフ会を主催したり、参加しやすくなった背景にあるので・・。まだ、お子さんの小さい方は、ある意味「もう少しの辛抱ですよ(!?)」って感じかも知れません・・(^^ゞ

でも、実際には、家庭のある方にとっては、オフ会に「参加しやすい環境」あるいは「活動しやすい環境」というのは、そんなに一筋縄に解決できるような簡単な問題でないとも思ってます。・・それは、他ならぬ、俺自身がそうだったからです。(((^^;)

俺も、40才過ぎの遅咲きながら、もうかれこれ、こっちの活動を始めて3年半以上になります・・。でも、本当にラッキーだったと思うのは、うちの奥さんが、旦那が時々独りで行動していることに対して、特に大きな不満を持たず、むしろ「パパも、たまには家庭を離れて、自由に羽を延ばしていいから」と言うような、とても心の広い人だったことですね。(^_^)

もちろん、だからと言って、うちの奥さんが「私は、パパがどこで何をやってようと、一向に構いません」と言うほど、すべてに寛容という訳ではありません。ましてや、「私は100%、パパのことを信じてますから」みたいに、夫婦の信頼関係が揺るぎないものなのか?・・というと、それも微妙です。(^^;

なので、少なくとも、一人で出かける場合は、その日どこに、何の目的で行き、いつ帰るかまでは、ちゃんと話すようにしてます。要は、そこまで伝えておけば、我が家では、それ以上、詮索されないと言うことです。f(^_^;

たとえば、今日は「職場の飲み会」とか、「趣味友達と会う」とか、「たまには、好きな一人旅をしてくるから」とか・・、毎回毎回、いかにも、もっともらしい理由を伝えるんですが・・、実は、これはこれで、なかなかに気を使うものです。その度に、何を理由にするか、それをどう伝えるか考えるのにも、相当のエネルギーが必要なんです。(^^;

もし、以前話したことと明らかに矛盾したことを言ってしまったら、「おや?」と思われて、そこから疑念を持たれる可能性もあります。それに、何よりも「事実でないこと」を話すときの緊張感は、半端ではありません。(;゜゜)

当然、大切な家族に「嘘をついてる」という罪悪感も、少なからずあります。・・その罪悪感に悩まされて、こっちの活動そのものを止めようと決心したことも、今思えば、一度や二度ではなかったです。(*_*)

でも、この3年半と少しの間、色んな経験も積み、また、色んなことを考え続けて、ようやく、自分が「家庭持ち」「家庭最優先」の立場、信念を貫きながら、一方で、オフ会などを通じた交流を深めたり、自分自身もまた楽しんでいけるための、一定の「道筋」と言うか、自分なりの「スタイル」を、ここに来て身に付けられるようになったと感じてます。(^-^)

とは言え、何しろ、3年半も悩んだ末に、それこそ「作り上げた」ものなので・・笑、ここで、そのすべてを一気に書けるわけではありませんが・・笑f(^_^;。

結論から言えば、今の状況をこのまま維持して、自分も含め、皆が幸せになれる方法って、やっぱりあるんだ!・・ようやく、そう思えるようになった、昨今です。(^_^)v

ただ、一つだけ・・。やっぱり、キーパーソンは、ほかの誰でもない、自分自身なんだと思ってます。もちろん、誰かに悩みを打ち明けたり、共感しあったりすることは大切なことで、そのために、このブログやオフ会などの存在意義もあるんだろうけど・・。でも、結局のところ、自分自身の問題だから・・、やっぱり、最後の最後に頼るべきは、自分しかいないってことです!ヽ( ̄▽ ̄)ノ