アラフィフ既婚ゲイの筋トレ日記

ここでだけ本当の自分をさらけ出したいと思って、ブログ始めました。もちろん、家族には内緒で~す(笑)

2017年11月

そもそも、何でこんなにも筋トレにハマってしまったのか…。やっぱり、昔から筋肉質な男の体を見るたびに、「こういう風になりたい」という憧れの感情が、衝動として出てくるからだと思います。(^o^;

また、自分の場合は、その憧れの感情というのが、性欲と切っても切り離せない関係にあることも自覚しています。ただ、この二つが全く同一かというと、重なる部分は大きいけど、やはり根本的に違うんだろうなと自己分析してます。(^_^)

最近は、こういう哲学的なことを考える癖が、すっかり定着してしまったんですが…(笑)、どうやら憧れは、比較的理性的な要素が強くて、うまく言葉で言い表すことが出来るんですが…。一方の性欲は、それとは真逆で、より衝動的というか、うまく言葉で言い表すことが難しい気がします。^_^;

心理学の本を読むと、例えば、フロイトという有名な心理学者は、リビドーと言って人間の深層心理を性欲に結び付けて解釈していることで知られてます。…それも一理あるなと思うことはありますが、自分の実感としては、人間は性欲だけで生きてる訳じゃない、性欲と切り離された「何か」に導かれてる側面も、否定できないと感じるのです。^_^

そう思う最大の理由は、俺自身、「こういう風になりたい」と思う、つまり憧れの対象は、別に「マッチョな男」に限らないからなんです。(^.^;

人間的に優れた人、人望のある人…。あるいは、一緒にいて心の安らぎを覚える人…。まぁ、それもなかなか一言で言い表せないのですが(笑)、あえて一言で表すなら「尊敬」なのかなぁ〜…。^_^;

でも、「尊敬」と言っても、そう思える人に対しては、「この人と同じような生き方なんて、自分には絶対に無理!」「とても足元にも及ばない」と思うこともあります。むしろ、自分の中の「憧れ」の感情は、その人のことを「見習いたい」「その生き方、やり方を盗みたい」という気持ちに、より近いかな…(^_-)

ちょっと頑張れば、その憧れの対象に、自分も近付ける…。だから「自分も頑張ろう!」と思える…。つまり前向きな、明るい気持ちにさせてもらえるってことですかね〜。(≧▽≦)

なるほど!性欲が「ムラムラ」なら、憧れは「ワクワク」かな…。何だか、自分でも分かったような、分からないような、変な結論になってしまいました。(^^ゞ(笑)

誰しも、何がしかのコンプレックスは持ってるものですよね…^^;

自分も、10代の頃は、特に容姿に関する激しいコンプレックスがありました。そのことと性的指向がゲイ向きになったことが、ひょっとしたら何か関係があったんではないか?…と自己分析してます。^_^;

ただ、今となっては、全ては、むしろ人生の励みになってます。筋トレに目覚めたこともそうだし、読書をはじめ、自分の内面を徹底的に鍛えようと思うようになったことも、そうだったと思います。・・もちろん、色んな悩み、葛藤を経て、徐々に徐々に、そうしたコンプレックスを、一つ一つバネに変えていった訳ですが…。(^o^;

ところで、最近、職場の後輩と二人きりで話していた時、人間関係での悩みを打ち明けられたんです。その中で、誰もが心の奥底に抱くコンプレックス感情が、その人の対人関係のあり方に、深く影響している場合があるということが、話題になりました。

その彼は、とても若くて有能なんですが、少し「お人好し」なところがあり、そこに付け入るスキを、周囲の人間に与えてしまう要素があると自覚して、それで悩んでるようなんです。^_^;

普段から周囲の人間に良いように「イジられる」というか…。それだけなら良いんですが、時々は「イジメ」に近い仕打ちを受けていると、彼自身が思うことがあり、それが強いストレスになっているようです。(*_*;

俺も、この歳になると、普段から職場内でも「人間観察」を無意識のうちにしてしまうのですが、一人一人の性格や言動に「裏側」を見てしまうので、どのような背景で、彼がそうした仕打ちにあってしまうのかも、よく分かります。(^.^;

他人の言動に「なぜ?」「どうして?」と強い違和感を感じてしまう時は、大抵の場合、その本人の内面に何らかの強いコンプレックスが隠れているものだと、俺は思ってます。彼をイジメてる(?)と思われる先輩にも、何かそういったコンプレックスのようなものがあって、それが、たまたま人間的に「良くできて」しまってる、年下の彼のような存在が目の前にいるがために、格好の「はけ口」にされてしまってるんだなぁ〜…と思った訳なんです…。(^o^;

そんな俺なりの分析を、彼に話してあげると、彼も、だいぶ救われたみたいです。ただ、いくら人間的に「良くできた人」と言っても、彼も人の子です。人並みに感情もあるし、プライドもあります。・・なので、どこかで、職場内で目立たないように交わされる陰湿な言動には、キチンと、かつ穏便に対処する必要があるなと思ってます。^_^;

それにしても、誰にでも、何らかのコンプレックスはあるものですが、それを、本人もよく自覚してない場合って多いと思うんです。恐らく、彼をイジメてると思しき先輩も、普段の言動を見ていても、それを自覚していないんだろうなぁ〜…と感じます。ひょっとしたら、自分自身のことを、自ら覆い隠して、無意識のうちに見えなくしてるかも知れません…。(*_*;

自分の心の奥底のコンプレックスと、キチンと向き合える人は、必ずそれをバネにして、人間的に成長できると俺は思ってます。逆に、それを自覚できずに、自ら見えなくしてしまっている人に限って、他人に辛辣に当たったり、イジメに近いことをするのかも知れない…。(;_;

それが、ほとんど無意識に近いレベルで起きている場合は、とても対処が難しいですよね…。でも、他者の人間性をキチンと冷静に見極める「目」を持ってさえいれば、たとえ人間関係で悩んでいたとしても、意外に問題解決は早いと、俺なりには思ってます。(^_^)

昔に比べて、親子の関係がフラットになったって、よく言われますよね。(^_^)

でも、「父親の威厳」なんて、もう死語も同然なんでしょうか…?なかなか難しいところですが、そもそも「威厳」の意味合いが変わってきてるような気がするんです。(^.^;

だいたい、俺自身、家庭の中で、いわゆる「父親の威厳」を発揮してるのか?…と言えば、発揮できてるなと思う面もあれば、全く発揮できてない面も、あると思ってます。^^;

むしろ、娘との関係に関して言えば、ほとんど「友達親子」も同然で、娘との二人だけの外出、旅行もするようになり、二人だけで話が盛り上がることもあり…。(^・^)

あえて口に出して言わなくても、お互いに何を考えてるかよく分かるし、本当に最近は「親子ほど年の離れた恋人同士」みたいな…。その「適度な距離感」が、恐らく娘にとっても、すごく心地よいらしく、あえて「父親の威厳」なんて考える余地もなくなってきています。(^_-)

ただ、そうは言っても、列記とした保護者であることに変わりないし、そもそも「人生経験」がまるで違います。そんな娘に対しては、娘の心に響く表現で、父親なりの意思表示、メッセージを常に送り続けたいんですよね…(^_^;)

逆に、息子に対しては、俺は全く意図していないのに、なぜか敬遠されているのが現状…。嫁さんに言わせると「パパは滅多に怒らないけど、怒ったらめちゃくちゃ怖い」と思われてるみたい。俺自身の意に反して、必要以上に「父親の威厳」を発揮してしまってるようです。(^_^;)

でも、同性だから、しょうがない側面もあるのでしょう。俺自身の成長期の葛藤と重ね合わせながら、息子の精神的な成長を気長に待つ…。いつか、息子とも「本音の会話」が出来ると信じてます。(^_^)

中学生の息子は、最近は「おはよう」「お帰り」くらいは言ってくれますが、俺が帰宅するとすぐに自分の部屋に籠もってしまい、ほとんど父と子の会話もありません。^_^;

その一方で、母親と相談して、仲の良い友達も通う近所の塾に行き始めたようです。「勉強も頑張らなきゃ」と思って努力していることは、間接的に伝わってくるので、俺はそれで「良し」としています。あえて口に出さなくても、きちんと伝わることがあるからね…。^^;

でも、そんな反抗期って、別に息子のように成長期に限ったことじゃないかも知れない。ひょっとしたら、俺自身も、結婚10年を過ぎた頃から、嫁さんに対して、ちょっとしたことでも、すぐに反抗的になることがあったような…。(^.^;

あるいは職場の悪しき慣習、マンネリズムを感じた時に、イライラするあまり、時々は、上司に対しても、反抗的な態度を取ることがあったりしました。^_^;

それは、言うなれば「中年反抗期」とでも言うべきものかも知れないですね。四十代になると、仕事や生活環境が、少し落ち着き、安定してくる。でも、その一方で「相変わらず、満たされない自分」にも気付いて、時々、そのストレスを発散させたい衝動にも、駆られるようになる…。(^_^;)

ある意味、このブログを開設した5年前は、俺自身、まさにそんな状態で、「人生の決められたレール」からのドロップアウトを、必死で模索していたような気がします。現に、それを行動に起こして、同居する家族も知らない「もう一人の自分」を、いつの間にか、具体的な形にしてしまいました。(^.^;

とは言え、そんなことをしながらも、心の何処かに「本当は、自分はイケナイことをしてるのだろうな…」という思いもありましたね。今も、多少はあります。その一方で「それは、自分にとって不可欠なものなのだ」という思いも、あります。結果的に、うまくバランスを取りながら、それなりにやってるから、それはそれで、良かったのですが…。(^o^;

だって、完全無欠、非の打ち所のない、100%完璧な人生、生き方なんてないし、そもそも、それを目指す必要もないでしょう。むしろ、心の何処かに矛盾や葛藤を抱えてるくらいが、実は、ちょうど良いのかも知れない…。^_^;

で、常にそんな「満たされない自分」を抱えながら、そのストレスを、衝動的に発散させたくなったり、時々は「イケナイこと」に、ほんのちょっとだけ、手を染めてみたくなったり…。そのくらいの「さじ加減」が、長い目で見ていけば、自分自身の「精神的な安定」を保てていけるのかも知れない…。(^.^;

人は、そうやって、家庭の中で、あるいは社会の中で、色んな「反抗期」を経験しながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ、人間的に成長していけるものだと思うんです。^^;

でも、そこまで言うと、自分のしていることを、余りにも「正当化」し過ぎなんでしょうか…?(^o^;

いつもいつも、本当にありがとうございます!(*´∀`)

この5年間を振り返ると、自分の生き方、考え方が大きく変わってるのを、すごく実感しますね…。(^_-)

当初は、誰にも言えない自分だけの本音を、ここでだけは吐き出したいという、その一心でした。ところが、たくさんの読者とのやり取りの中で、それが自分だけの思いじゃないことを知り、むしろ読者から本音を聞かせて頂いたり、時には相談に乗ったり…。(^^ゞ

俺自身がそういう立ち位置にいることを明確に自覚するに至って、生き方、考え方、そしてブログの書き方が、ガラリと変わりました。(^_^)

もちろん、このブログそのものは、俺自身の自己表現の場でもあるし、それなりのテーマ性も持っているので、それはそれで、今後も維持していきたいと考えています。(^_-)

5年前と比べると、LGBTの問題に対する世間の認知度も上がってると思います。何よりも、ブログもそうですが、SNSの普及で当事者自身の自己表現、情報発信の可能性が、格段に広がった面が大きいですね。(^_^)

とは言え、個々人の生き方、価値観、家庭内の問題としては、まだまだ矛盾と葛藤が大きいだろうとは思います。…でも、何よりも、希望を捨てないこと、前向きに、楽観的、建設的に考えていくことが、俺は大事だと思ってます。そのために、これからも、ブログで表現できることは表現して、折々に書き続けていきたいですね…。(^^♪

筋トレに関しても、5年前と比べて、今はちょっとしたブームと言っていい状況になってませんかね?(*゚∀゚)・・健康志向とか、アンチエイジングとか、「なりたい自分になる」という生き方、人生観とか…。とにかく、色んなことに絡めて、自分の好きなこと、やりたいこと、その思いを、色んな方と共有できていることが、俺自身、すごく嬉しいです。(≧▽≦)

いずれにしても、この5年間を振り返りながら、また、さらに前向きに生きていけるような気がしてます。今後とも、よろしくお願いします!(^o^)/

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